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東山道鎮撫総督達
​(高札)2

​村瀬貴久

   高札とは,江戸時代から明治初期にかけて,法令や禁令を木製の板に記載し,民衆に周知させるために公共の場に掲示されていたものことで,当時の連絡手段のひとつであった。板札に墨書きで表題・本文・年月日・発行主体が書かれ,往来が盛んで人々の目にとどまりやすい場所,例えば市街の辻や関所などに高く掲げられた。これにより,庶民は「お上の意向」を知ることができた。 

  東山道鎮撫総督(とうさんどうちんぶそうとく)とは,1868(慶応4)年の戊辰戦争において,明治新政府が旧幕府勢力を鎮圧するために設置した臨時の軍司令 官のことである。この役職は,旧幕府勢力を掃討・平定するために中山道(東山道)方面に派遣された官軍の長官である。東海道,北陸道と並ぶ三道軍の一つで,江戸へ向けて甲信越地方を進軍し,幕府領の接収や反政府藩の討伐を担った。 

   本資料は,戊辰戦争の際に明治新政府が設置した臨時の軍司令官である東山道鎮撫総督執事から布達され,これからの意向を民衆に知らせるために作られた高札を学習するための歴史教材として作成されたものである。 

​作成 学習院高等科 2年総合「博物館を知ろう」

WEBミュージアム班 武村龍弥 村瀬貴久 亀井忠昭 西本景哉
図録編集班 木越公威 坂口宗大 田中俊輔 橘髙峻正
表紙作成班 樋田奏 出口朋樹 森下岳飛 澁谷皆利
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